訳アリ物件も不動産買取を使うことで処分が可能

訳アリ物件も不動産買取を使うことで処分が可能

訳アリ物件とは主に事故物件や再構築負荷物件、欠陥住宅など心理や物理、環境的な瑕疵があるものを指し、他にも建築基準法、消防法、都市計画法を満たしていなかったり、権利関係が複雑で売却の難易度が高い、法的処置の売却で所有者の意思が反映されないものが当てはまります。
こういった訳アリの物件は相場よりも価格が下がってしまう不動産であり、通常売却では買い手が見つからず長期化したり、結局売れなかったり買い叩かれてしまうケースが非常に多いです。
そこでこういった訳アリの物件を確実に売却する方法として利用されているのが「不動産買取」です。
訳アリ物件を専門に扱う不動産会社であれば、リフォームや更地にせずとも複雑な権利関係の調整や法的手続きも不要で、そのままの状態で速やかに買取してもらうことができます。
そして不動産買取なら買主が不動産会社側となるので、仲介手数料が不要であり業者が直接物件を査定してそのまま買い取るシステムなので、周囲の目に触れず秘密裏に売却することが可能です。

心理的瑕疵物件の早急な売却を考えているなら不動産買取が良い

不動産に欠陥や不具合のあることを瑕疵といいます。
中でも心理的瑕疵物件といって、不動産自体には問題がないものの、そこで事件が起きて人が亡くなった場合など、不安や抵抗が非常に大きく感じられてしまう住み心地が悪い状態の物件が存在します。
一般的に事故物件と呼ばれる物件の事です。
買主には人の死を隠して売却することはできず、告知の義務があるので、そのような物件を仲介で売りに出しても売れにくいことは事実です。
このような場合、不動産買取という選択があります。
事故物件を含むいわゆる「訳あり物件」を専門に扱っている買取業者に不動産買取をしてもらいます。
事故物件について打診と告知を行う必要はありますが、まず確実にとにかく早く売れるというところが大きなメリットです。
買取価格は業者に買い取ってもらうので安くなってしまうことはいなめませんが、仲介と違い販売活動をする必要がなく、ローンの審査待ちもありません。
金額で合意さえできれば短期間で支払いや引き渡しが行われるため、すぐに手放したい場合には相談してみると良いかもしれません。
物件をそのまま買い取ってもらえることや、買主からのクレームの問題もないことから売った後に心配することがないところも利点です。